大切な家族

こてつが我が家にやってきたのが７月１１日。
もうそろそろ三ヶ月です。
最初の頃とは見違えるように・・・・・・リラックスしすぎ～（＾＾；


預かりっ子も三ヶ月位を境に、その家での生活になじんだ自分を出してくるように思います。
仮の家だけど、本当の家族とのご縁がつながるまでの間は、こてつは我が家の家族の一員です（＊＾＾＊）
ちなみに。。。。こてつはワンコでタヌキじゃないですから～

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私がCATNAPの活動に関わり始めたのは2005年の11月でした。
代表の竹本さんに連れられて初代預かりっ子として我が家にやってきたのがデビィちゃんでした。
当時の里親募集の写真に見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。


デビィちゃんの事は、これまでの預かり日記にも何度か書いた事があります。
目がすごいドライアイで、特に左目はがさがさでした。
保護当時は乾いてうろこ状だったとの事。
白内障もあり、視力はかなり弱っていたと思います。
高齢犬でもあり、ご縁が本当につながるのか、何より私自身が犬飼い初心者で不安いっぱいのスタートでした。
その時の預かり日記をみると、かなり恥ずかしいです（－－；
でも、沢山の方がコメントやメールでアドバイスや励ましの言葉をかけてくださいました。
お会いしていない色々な方にもお世話になりました。

そんなとてもとても頼りない若葉マークの預かりだったのですが、思いがけず翌月に里親のご希望を頂きました。
申し分のない里親様とのお見合いで、翌1月にはお届け、あっという間に初代預かりっ子は赤い糸をたぐりよせていきました。

高齢犬で目にトラブルがあり、あまり条件が良いとはいえないデビィちゃんに、「この子、絶対この子！」と強い意思でご希望を頂いた里親さんの存在は、今でも私の細々とした預かり活動の支えになっています。

里親さんのおうちでの初めての夜。
ちょっと心配そうな顔ですね。


里親さんは、それは大切にナナちゃん（デビィちゃんはナナちゃんになりました）を育ててくださいました。
この写真は、我が家の二代目預かりっ子のふわりちゃんのご縁が決まって、お祝いにかけつけてくれた時のものです。
家庭犬としての落ち着いた雰囲気にすっかり変わっていました。


実は、里親さんは犬を飼うのが初めてのご家庭でした。
元々の目のトラブルに加えて、迎えて頂いた後に膀胱炎や心臓など健康に関わる心配事に直面し、心を砕いてくださっていました。
でも、「ナナちゃんと会えて良かった」といつも言ってくださいます。
お会いすると、家族皆さんのナナちゃんへの愛情がいっぱい伝わってきました。
これは、去年の１１月の写真。
ナナちゃんの体調があまり良くなかった時期だったのですが、浅草であった里親会の帰りに、顔を見せてくれました。


ナナちゃんは、９月３０日に虹の橋を渡っていきました。
患っていた心臓の方は落ち着いていたそうで、どちらかというと老衰に近かったようです。
珍しく、ご家族全員がそろっていた時にみんなに見守られて息を引き取ったそうです。

今日、ナナちゃんに会いに行ってきました。
とても穏やかな顔で眠っていました。
里親さんのおうちで大切な家族の一員として約４年を過ごす事ができて、きっと満足していると思います。
そんなお顔でした。

生前、ナナちゃんを可愛がってくださった皆様、里親募集で応援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。


──────────────────────────────Kotetsu
こてつの詳細はこちらをご覧下さい。
大変臆病な子なので、時間をかけてこてつのペースを見守って下さる方を
希望いたします。
里親をご希望の方は、必ずＣＡＴＮＡＰの譲渡に関するページをお読みに
なった上で、所定のお手続きをお願い致します。
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